システムエラーが起きたときには、システムの復元という機能を使って解決できることがあります。

システムの復元とは、PCの設定を以前の状態に戻す作業のことです。

システムの復元が便利なとき

パソコンを使っている女性 特定のソフトやプログラムをインストールしたときに、PCの設定が変わってシステムエラーが起きることがあります。

そんなときには原因となったソフトやプログラムをアンインストールすればいいのですが、設定だけが残ってしまいエラーが解決しない場合もあります。

そんなときに、システムの復元を使ってPCの設定を以前の状態にすれば、エラーが解決できる可能性があります

復元ポイントの作成と復元の仕方

システムの復元は、設定された復元ポイントの日時にしか戻せません。

システムの復元をするには、復元ポイントを事前に設定しておく必要があります。 それもPCが正常に動いていたときに設定するのが大事なので、新しいソフトをインストールする前には復元ポイントを設定しておくことが大切です。

ウィンドウズ7では、スタートボタンをクリックして「コンピューター」のところで右クリックし、プロパティを開きます。 それから「システムの保護」をクリックし、システムのプロパティを開きます。 一番下に「作成」があるので、そこをクリックすれば復元ポイントを作成できます。

システムの復元は、[スタートボタン]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]から行えます。 システムツールの中に「システムの復元」という項目があるので、そこをクリックすれば設定した復元ポイントの状態にすることができます。

使い方の注意点

システムの復元は万能ではありませんので、むやみにするのは禁物です。 復元したせいでソフトの動作に不具合が生じてしまう可能性もあります。

復元した後にインストールしたソフトが使えなくなることもあります。 ですから復元ポイントは慎重に設定すること、バックアップを取っておくことが大切です。